こんにちは(^◇^)カウンセラーのサティです。
9月の3連休は台風により天気は大荒れ。この低気圧による身体の痛みを訴える女性がとても多いです。身体の痛みといえば、歌手のレディガガさんが線維筋痛症という身体に激痛が走る病気を公表して話題となりました。
今回は原因不明の身体の痛みと、誰にも理解してもらえない痛みで苦しい時に知っておきたい知識や情報をまとめます。
Contents
原因が分からない身体の痛み
レディガガさんが公表したこの線維筋痛症という病気は、体中に激痛を感じるにもかかわらず、血液検査やレントゲンなどで異常が見られず、原因が分からない病気です。線維筋痛症の他にも、原因がはっきりと分からない、身体の痛みを伴う病気があります。たとえば、
慢性疲労症候群
起立性調節障害
身体表現性障害
など。今はだいぶ原因や治療法が確立されてきた自己免疫疾患、内分泌系疾患も一昔前は医師も中々見抜くことができなかった病気です。
これらの病気で一番困ること
難病指定されている病気は、認定されると公的支援を受けることができます。けれど少しでも基準に満たない場合は支援を受けることができません。線維筋痛症や慢性疲労症候群も、重度に至ると寝たきりの状態になります。ここまではいかず、検査結果がグレーゾーンで病気の診断がつかない場合は、支援が受けられないどころか、
保険治療を続けてもらえない
日常生活に支障が出る
気持ちの持ちようだと言われる
怠け者だと思われる
など、さらに肉体的、精神的、また経済的にも追い詰められてしまいます。
身体の痛みとの付き合い
私自身も10代から原因不明の身体の痛み、倦怠感、微熱に苦しんできた一人です。一番始めは、全身の痛み・微熱・蕁麻疹・倦怠感の症状が出て受診しましたが原因不明でした。一年経ってやっと自己免疫疾患の診断が下りましたが、難病にもかかわらず、基準の数値には満たないということで支援は受けられませんでした。その後も慢性疲労症候群や線維筋痛症の診断を受けたこともありました。
もちろん私もそのような身体の不調を持ちながら生活して、経済的にも困りました。かつての私のようにどこにも相談できず、一人で苦しんでいる女性はとても多いのではないかと思います。私が知って良かったことを書きますので、ぜひ参考にしてください。
治療に関して
まずは身体の痛みの原因が、どこからきているかきちんと血液検査をします。自己免疫疾患、内分泌系疾患、脳脊髄液減少症、起立性調節障害のように、現在はある程度原因が分かって治療法があるにもかかわらず、専門外だと見抜けない医師もいます。なるべく情報収集をして、自分と同じ症状の症例をたくさん持った医師や病院を選んでください。できればリウマチ科、内分泌科、など専門外来の受診をお勧めします。
いくら検査をしてもはっきりとした診断が下されない場合は、漢方外来もお勧めです。私の場合は漢方外来で処方された漢方薬がとても効いて楽になった経緯があります。漢方薬局で処方してくれる漢方薬は自分の体質に合ったオリジナルのブレンドで効き目も良いですが、大変高額なため、保険が効く漢方外来が助かります。
また最近は、身体の一部分だけを診て治療するのではなく、その人の心・身体・生活環境や成育歴など包括的に診てくれるホリスティック医療、アントロポゾフィー医学も注目されるようになりました。こちらの詳しい説明は割愛しますが、インターネットで検索するとすぐに概要が分かるので気になる場合は調べてください。こちらも自費治療だけでなく、保険治療を行っているクリニックがあります。
私はペイン科でのブロック注射もかなり効いて楽になりました。ただペイン科は腕がよく、人柄的にも信頼できる医師を選ぶ必要があります。
経済面に関して
症状のせいで生活の質が下がることはとても虚しいものです。けれど今現在出口の見えない症状に悩まされていても、近い将来治療法が見つかるかもしれません。諦めず、情報収集をしてください。国民健康保険に加入し、きちんと保険料を納めていれば、保険治療を受けることができます。また将来的に障害年金を申請すれば、過去にさかのぼって障害手当金を受けられることがありますし、自立支援も受けることができます。障害年金申請の際は過去に受診した際の領収書が必要になるので、病院の領収書は保管するようにしましょう。
情報収集について
今現在難病指定になっている病気も、かつては本当に原因不明、不治の病でした。けれど声を上げることによって、日々研究や医療は進歩していきます。一人の声では中々社会は動きませんが、ある程度の人が集まって声を上げることによって社会を動かすことが可能です。自分一人で苦しまず、同じような苦しみを持った人と、前向きに協力していきましょう。難病でいえば友の会、他にもセルフヘルプ(自助)グループ、NPO法人など多くの情報を共有している非営利の団体もたくさんありますので参加したり相談するのも一つの方法です。
自分に合った団体がなければ、自分で簡単に作ることもできます。神奈川県(特に横浜市)にはそうしたグループの支援を積極的に行っています。
SNSやブログなどでの発信・情報交換も良いです。もちろん弱みにつけこんで、悪徳な商法や治療、団体の勧誘もありますので重々気をつけてください。
心の痛みについて
身体の痛みは心の痛みと密接に関連しています。
とはいえ、身体の具合が悪くて病院に行ったのに“気のせい”と言わんばかりに心療内科に回されるととても悲しい気持ちになりますよね。でも実際には心療内科での治療が身体の痛みを治してくれる場合が多々あります。それは身体の痛みの原因が、気のせい・我慢する力が弱いから、というわけではなく、逆に心の痛みを我慢しすぎたせいで身体に痛みが生じるということが最近の研究で分かってきているからです。
虐待を受けたことがある
罪悪感がある
日常生活が理想通りにいかないジレンマがある
結果を出せない自分にイライラしている
このような状況の場合は身体に痛みが出やすいと言われています。認知行動療法や薬物療法等で身体の痛みが楽になる可能性がありますので心療内科も視野に入れてください。心療内科であれば、自立支援を受けられることもあります。
身体の調子が悪いと、気力が続かないものですし、将来を悲観しやすくなります。けれど痛みさえ楽になれば、不可能だと思い込んでいたことも可能に変えることができます。今抱えている問題をどのように解決していったら良いかの段取りもご相談に乗ることができますので、カウンセリングも解決の糸口として使ってくださいね。
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
※「カウンセリング希望」とメッセージ
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