こんにちは(^-^)カウンセラーのサティです。
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クローゼットの中身を断捨離!?
昨年末に大掃除の一環で、クローゼットの中身に対して大規模な断捨離を行いました!もともと私は物をたくさん持つことが好きではなくて、家の中はいつもスッキリしているほうです。
ところが、今回悩んだのは大量のぬいぐるみの存在でした。ぬいぐるみは自分では購入しなくても、人からいただくこともかなりあり、いただきものだと安易に捨てられないものです。
出産・育児の中で大量に溜まってしまったぬいぐるみたちを処分したい…けれど気持ち的にゴミ箱には捨てられない…そう思っていたところ、発展途上国にぬいぐるみを届けてくれるNPO法人を見つけ、そちらに送ることにしました!
実は私、ぬいぐるみがあまり好きではなく、今まで自分で購入したことも、家に飾ったこともありません。子どもたちが遊びで使う以外は圧縮袋に詰めて、クローゼットにしまい込んでいました。処分することになって、初めてすべてのぬいぐるみたちを部屋に広げてみました。
その中から、子どもたちがまだ手放したくないものだけを残そうと思い、子どもたちと選別しました。ゲームの景品でもらったもの、出産祝いでもらったもの、子どもにほしいとせがまれて買ったもの、私が幼少期にプレゼントしてもらった年季ものなどなど…たくさんありました。
わずかなぬいぐるみを手元に置いて、残りはすべて段ボールに入れました。「今までありがとう」という気持ちと「次の家族にも大事にされますように」という願いを込めて、一つずつハグをしました。
すると!!!我が子を出産直後、初めて抱いたときのような懐かしさ、愛しさ、温かさ、感動が大きな波のように押し寄せてきました。そして涙までもボロボロ出てしまいました。今までぬいぐるみでこんなに癒されたことはなかったので、衝撃を受けました。
確かにぬいぐるみは老若男女問わず愛されるものです。その理由は人の心を癒す力が強くあるからなのだと確信した出来事でした。
実証されているぬいぐるみの効果
では、実際にぬいぐるみにどんな効果があるのか、心理学の分野で実証されていることをご紹介しますね。
認知症高齢者への効果
杏林大学医学部と富士通研究所が行った「認知症高齢者を対象とした親和的ロボットによるロボット・セラピー」の実験によると、クマさんのぬいぐるみロボット(簡単な身振り、言葉、表情などができる)を、老人保健施設に入所している認知症の方に、自由に触れられるように渡した結果、乏しかった表情に変化が生じるようになり、クマさんを孫やペットのように可愛がり、大事にする姿が見られるようになったそうです。
また、クマさんと触れ合っているときは、脳への血流が上がってもいたそうです。
アダルトチルドレンの癒し
機能不全家族に育った、いわゆる子ども時代を子どもらしく過ごせなかったアダルトチルドレンの自覚がある方は、書籍やネットなどで「アダルトチルドレンの癒し、克服」について、たくさん調べられてきたと思います。
アダルトチルドレンのみなさんは共通して、幼少期にたくさんの言動を我慢してきています。そのことが原因で、大人になってから、うつ病をはじめとする心の病に結びついていることが多くあります。
そんなアダルトチルドレンが自分を癒すには、自分自身が「インナーチャイルド」と向き合い、自分自身がインナーチャイルドを癒していく作業が必須となります。
たとえば、幼児退行療法(ヒプノセラピー)をはじめとしたイメージ療法では、自分のイメージの中で、自身の幼少期を思い起こして、イメージの中で幼かったころの自分を抱きしめてあげて癒す…という作業を行なっていきます。
イメージ療法ももちろん高い効果がありますが、欠点を挙げるとイメージが苦手な人には向きません。また有能かつ自分と相性の良いヒプノセラピストと出会えるケースは多くありません。さらに高価であること、数回に分けて受診していく必要があることを考えると敷居が高いイメージです。
そこで、ぬいぐるみの出番です。ぬいぐるみはアダルトチルドレンの癒しに大きな力を発揮します。ぬいぐるみを自分の幼少期に見立てて、話しかける、慰める、抱きしめるなどを行うと、自分の中のインナーチャイルドが癒されてゆきます。これを「セルフヒーリング効果」と言います。ぬいぐるみなら手軽に用意できますし、人見知りする人、イメージが不得意な人にも向いている方法です。
日々の緊張感や不安感をほぐす
心の病とまではいかずとも、普段から緊張しやすい方、自分の考えや思いをはっきり周囲に伝えることが得意でない方は、日常生活でストレスを溜めやすい傾向にあります。
そのような方は、ぬいぐるみセラピーを生活に取り入れることをおすすめします。毎日「疲れたよ~」とぬいぐるみを抱きしめると、心が緩むのを実感するはずです。ぬいぐるみは、こちらが気を遣う必要もないですし、お節介なアドバイスも励ましもしてきません。安心して心をゆだねることができるでしょう。
どんなぬいぐるみを選んだらいい?
もちろん、自分が好きで安心できるものなら、どんなものでも構いません。もし癒し効果が高いものを選ぶとすれば、
- やさしい色のもの
- チクチクせず、肌触りがいいもの
- 抱きしめるため、ある程度の大きさがある(50センチ前後くらい)
ぬいぐるみではなく、ブランケットなどでも代用可です!そして、抱きしめながら、言葉を発することが大事です!!!「抱きしめる+話す」がぬいぐるみセラピーで重要なことです。
ご自宅にぬいぐるみを飾っている方、または私のようにクローゼットで眠らせている方、一度ひとつずつ抱きしめてみてください(^◇^)そして自分の気持ちを、ぜひ伝えてみてください。
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
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