こんにちは(^◇^)カウンセラーのサティです!
突然ですが、皆さんは自分自身を外向的なタイプだと思いますか?それとも内向的なタイプだと思いますか?またそれぞれのタイプにどんなイメージがありますか?よく言われるのは外向的=社交的な人、内向的=根暗な人…一般的にこのようなイメージが強くあるようです。
一番初めに、この人間の性格を外向型・内向型に分類したのは精神医学者のユングでした。ユングは、フロイトや今流行りのアドラーと並んで、とても有名で心理学を学んだことのない人でも一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。ユングの定義した「タイプ論」は、多様化された現代社会の中で、自分らしい生き方を再確認させてくれます。
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内向的な人より、外向的な人の方優れているの?
外向的な人は「社会でイキイキと働いていて、仲間にも恵まれた、いわゆるリア充な人」で、内向的な人は「引きこもり、暗い、友達が少ない」というイメージを持たれやすいのですが、ユングはそもそもどちらのタイプが優れている、と定義したのではありません。
自分がどちらのタイプか、また家族や恋人がどちらのタイプかによって、生き方も考え方も根本的に異なってきますので、それぞれのタイプを知ることによって、自分自身にも他人にも無理強いしなくて済むようになります。
簡単にいうと
外向的なタイプ=意識が自分の外側に向いている
内向的なタイプ=意識が自分の内面に向いている
自分はどっちのタイプ?チェックしてみよう
赤→外向的、青→内向的
①明日は久々の休日、何をしよう
仲間たちに声をかけて、皆でバーベキューでもしようか!
一人でゆっくり、カフェで読書でもしようかな
②人と会うことで
エネルギーチャージできる!大勢でわいわいするのが大好き!
他人と長時間一緒にいるのは疲れる、一人だと落ち着く
③おしゃべりは
みんなで話すのが好き!みんなに向かってしゃべりたい!
一対一で話をしたい、自分がしゃべるよりも人の話をよく聞くほう
④話に対しての価値観
社交辞令、世間話、意味のない話も苦痛なくできる
意味のないことをだらだら聞くのも話すのも苦手、お世辞や社交辞令も苦手
⑤趣味
お祭り、イベント、ライブ、など多人数で行うこと
読書、映画鑑賞、勉強、カフェ巡りなど一人で行うこと
⑥人づきあい
フレンドリーで、広く浅い付き合い
仲良くなるまで時間がかかり、一度仲良くなった人と深く付き合う
⑦周囲からの注目
注目されたい、人目や評価が気になる
注目されるのが苦手、人からの評価より“自分はどうあるか”が大事
⑧電話に対して
抵抗がない、メールより話したい
抵抗がある、折り返しの電話は苦手、メールのほうが良い
⑨集中力は
あまりない、気が散る、周囲が気になって自分のことに集中しづらい
長時間集中力が続く
⑩仕事は
大勢の中でも、騒がしい中でも仕事ができる
一人静かな環境で、落ち着いて仕事がしたい
⑪感性は
鈍感、表面的
敏感、鋭い、本質を見抜く力がある
皆さんはどちらの傾向が強かったですか?100%外向的!内向的!という人も少ないので、だいたい半分以上当てはまるほうの傾向が強いと言えます。
タイプを知ることのメリット
自分や、自分と関わる人のタイプを知ることで、
- 自分の苦手なことで自己嫌悪にならず、自分を受け入れることができる
- 自分の傾向を活かした生き方ができる
- 相手にイライラしない
というメリットがあります。
以前、相談に来られたご夫婦のお話です。
息子さんが引きこもりで困っている、という相談内容でした。お話を伺っていると、ご両親は外向的なタイプで、息子さんは典型的な内向的なタイプでした。ご両親はパーティが大好きで、休日もたくさんの友達を自宅に招いてホームパーティをします。スポーツ観戦も好きで、バーベキューやキャンプも大好きです。ところが息子さんは内向的なので、一人で過ごす時間がとても大切なのです。ご両親は、息子さんを自分たちと同じ外向的になるように、ノリの悪い態度を叱ったり、休日は自分たちと同じようにスポーツ観戦やパーティに参加したりすることを強制しました。息子さんはだんだん自分の居場所と時間を失い、すっかりすべてに対してやる気を失ってしまったのです。
私は息子さんは内向的な性格であること、大勢の人と接することが得意ではないこと、一人の時間がとても大事なことを、ご両親にお伝えしました。
このご両親に限らず、誰でも自分とは違った価値観を持った人に苛立ちを感じるものです。始めから、自分のタイプと相手のタイプが異なっていることが分かっていれば、無理に自分や相手を変えようとしないで済むはずです。
バランスが大事
外向的であっても内向的であっても、個性であって優劣はありません。けれど、どちらかに偏り過ぎてしまうと、生きづらさを感じてしまいます。外向的な人が度を過ぎれば、人目ばかり気にして自分の軸のない薄っぺらな人生を歩むことになりますし、内向的な人も度を過ぎれば協調性も社会性もない孤独な人生を歩むことになります。
私自身は、内向的な傾向が強くあります。以前は、外向的になろうと一生懸命努めていましたが、やはり無理があって人の倍疲れました。自分が内向的な人間だと気づいてからは、人づきあいに無理をしなくなりました。それでも、仕事ではきちんと人と連絡を取り合えますし、大勢の人の前で話すこともできます。自分の中で、バランスを取りながら無理をしない生き方ができれば、ストレスも軽くなります。
自分を客観的に知ることで、自分にも他人にも優しくなれますよ(^^)/
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