こんにちは(^^)カウンセラーのサティです!
あなたは普段、どんなことに怒りを感じますか?また怒りっぽいほうですか?
世の中にまったく怒らない人間はいないと思います。けれど、すぐにイラっとしたり、怒ってしまったりすることで、損してしまうことがたくさんあります。たとえば…
✅すぐにケンカになって人間関係が続かない
✅すぐに不満が溜まって仕事が続かない
✅すぐにカッとなるせいで、チャンスを逃すことがある
もし心当たりがあるようでしたら、自分の中の怒りの原因を知り、コントロールすることで、生きづらさを解消できるかもしれません。
Contents
怒りをコントロールすることのメリット
怒りのポイントは人それぞれ違います。ある人にとって怒りのスイッチになることでも、ある人には何も感じないという場合もありますし、その逆もあります。ということは、“怒り”とは感じている側の思考や感情によるものが大きいと言えます。
今、この怒りをコントロールし、問題を客観的に解決するスキル“アンガーマネジメント”が注目され、企業でも取り入れられるようになりました。アンガーマネジメントを取り入れることによって、仕事の生産性が上がるといいます。
仕事の中でも、すぐに相手に対して「じゃあ、もういいです!!!」と怒りをぶちまけてしまう人と、怒りの感情に振り回されず、冷静かつ客観的な視点で問題を解決していく人とでは、どちらの効率が良いでしょうか?断然後者のほうですよね。
あなたのタイプを知ろう!
人によって、怒りのポイントは異なります。まずは、それぞれのタイプを知って、自分がどんなことに怒りを感じているのかを把握しましょう。
自分がどのタイプか知ることによって、それまでは無意識に怒っていた状態が、少し冷静に自分の怒りを見つめることができます。中にはいくつかのタイプを持っている人もいるかと思います。
決まりごとは絶対守るべき!タイプ
【特徴】
✅順番を守らない人にイラつく
✅場をわきまえず、騒いでいる人たちを見るとイライラする
✅平気で遅刻してくる人に腹が立つ
このタイプはマナー違反や、ルーズな人を見るとムクムクと怒りが湧いてくるタイプです。正義感や使命感が非常に強く、融通がきかないために、人間関係を悪くしてしまいがちです。常に“勝ち負け”にこだわる傾向もあります。
【怒りを減らす方法】
このタイプの人は常に、“ズルいことをしようとしている人”や“マナー違反”を探すように監視しています。これでは自ら怒りポイントを見つけにいってるようなものです。
「わざわざ怒りポイントを探さない!」と決めて、イライラの根元から意識して離れるように心がけるようにしてください。
また、このタイプはいつも緊張感がありますから、意識的にリラックスすることを心がけてください。アロマ、音楽、動物など、心が溶けるようにリラックスできるアイテムを使うと良いでしょう。
白黒は絶対つけたい!タイプ
【特徴】
✅なんでも白黒はっきりさせないと気が済まない
✅自分を磨かない人に腹が立つ、また上から目線になる
✅自分と価値観が合わない人とはストレスが溜まるので付き合わない
このタイプは完璧主義で、向上心が強いタイプです。いわゆる“意識高い系”もこのタイプに入ります。
常に自分を高めるために努力をしていて、自分にも他人にも厳しくあるべきだと考えています。それゆえ、白黒をはっきりつけたがり、優柔不断や適当な人を許せません。
また、自分と価値観の合わない人にストレスを感じやすいので、意識高い系のグループに所属したがります。
【怒りを減らす方法】
何事も白黒つけようとしないこと。「まあいっか!」と考えられるように心がけましょう。今まで絶対受け入れられないと思ってきたことでも「この程度なら、まあいっか」と柔軟に受け入れるようにしましょう。
このタイプは、価値観の合わない人と一緒にいるととても疲れてしまうので、恋人や家族、同僚など、常に一緒に生活している人に完璧を求めすぎないようにしましょう。
また、うまくいかないとき、自分で自分を追い詰めてしまいがちです。「ちゃんと前進できている!」と思うようにすると、自分への怒りもコントロールできます。
すべてを自分の思い通りにしたい!女王様タイプ
【特徴】
✅リーダータイプで常に自分で周囲を引っ張っていきたい
✅自分への評価がとても気になる
✅周りが自分の思い通りに動かないとイライラする
自分に自信があり、プライドも高く、常に上から目線で周囲と接するタイプです。そのため、物事が思う通りに進まないとき、欲しいものが手に入らないとき、強い怒りを感じます。
常に強気ですが、意外と批判に弱く、周囲から大切に扱ってもらえないと傷つき、怒りに発展することもあります。
【怒りを減らす方法】
自分と人を比較して、優劣をつけないことから始めます。自尊心は大事ですが、いきすぎたプライドは捨て、謙虚な姿勢を心がけてください。
人から意見が出たときに、即座に自分への批判だと感じて、相手を攻撃してしまう傾向があるので、自分とは違う意見が出ても、それは自分への批判ではなく、「そういう意見もあるのね」「この場を良くするにはいろんな意見も必要」というふうに、意見と批判を混同させないようにしましょう。
また、人からの評価を気にしすぎず、人と自分を比較して幸せを決めるのではなく、自分なりの幸せの形を確立させるようにしましょう。
マイルールは譲れない!頑固者タイプ
【特徴】
✅怒りは表に出さず、心の中で怒っている
✅マイルールを第一優先にしている
✅マイルールや自分の信念を、壊されたりバカにされたりすると腹が立つ
このタイプは一見温厚で柔らかい人のように見えますが、実は頑固者です。一度自分がこれと決めたら譲らないところがあり、自分のルールや信念に反することが起きると怒りが湧いてきます。周囲の人から見ると「あれ!?いつの間にか不機嫌になってる…」という印象を与えてしまいます。
また、思い込みや妄想も激しく、変に考えすぎて不安になったり、無性にイライラしたりするところもあります。
【怒りを減らす方法】
妄想が被害妄想に発展すると良くないので、常にゆるく楽しいことを考えるようにして、ワクワク感を忘れないようにしましょう。“思い込み”の部分と“事実”を混同させないように心がけてください。
また、マイルールに執着しすぎず、「こういうやり方もあるんだな~」とゆるく考えるようにしてください。
怒りが心の中で充満してしまうと、頭痛などの体調不良の原因にもなるので、たまには口に出したり書き出したりして、ストレス解消をしましょう。
劣等感が強くて人に心を開けない!タイプ
【特徴】
✅人見知りがひどい
✅話す前から、“あの人はこういう人”と決めつけてしまう
✅自分の中に劣等感が強くある
付き合う前から、他人に勝手なレッテルを貼ってしまい、妬みやひがみを抱いてしまうタイプです。
自分に自信がないため、人や物事に対してとても慎重で、距離を置いて人と付き合おうとします。“あの人は〇〇に違いない!”と決めつけて、信じることができず、良好な人間関係を築くことが苦手です。
他人に対して勝手に敵対心を持ってしまうため、相手から誤解されやすくもあります。
【怒りを減らす方法】
このタイプは、人に弱い自分を見せたり、甘えたりするのは苦手だと思います。馬鹿にされたら…マウントを取られたら…という恐れから、いつも鎧を脱げないので、まずは自分が思っていることを素直に相手に伝えることを心がけてみましょう。
また、ちょっとしたことを思い切って人に頼んでみるのも良いです。まずは他人を敵だと決めつけないこと、自分と人を比べないことが大事です。すねている自分に気づいたら、身近な信頼できる人に“私の長所を教えて”とお願いするのもおすすめですよ!
どのタイプにも共通する大事なこと
どのタイプであっても共通して、“怒り”が沸騰したら、思い出してほしいことがあります!
〇機嫌で怒らない
そのときの気分で怒るのはやめましょう。気分で怒るのはただの八つ当たりです。自分の中で一呼吸おいて、怒るべきか一旦考えるクセをつけましょう。
怒りの感情が沸き上がったときに、脳から分泌されるホルモン、アドレナリンは6秒がピークと言われています。10秒間深呼吸できると良いですね。
〇人格は否定しない
“罪を憎んで人を憎まず”、起きてしまった出来事だけを怒りの対象にし、相手の人格を否定するような罵倒は、相手を傷つけるだけで、肝心な状況を良くする結果に至らないのでやめましょう。
〇過去のことを掘り返さない
怒り出すと過去の話まで蒸し返してしまう人は要注意です!怒るときは、そのとき、その出来事についてのみにしましょう。感情的になって相手と建設的な話し合いができなくなってしまいますし、相手との信頼関係にもひびが入ってしまいます。
その他、怒りの感情をコントロールできない理由に、心の病気、人格障害、身体の病気、食生活の乱れなども挙げられます。自分や周囲の人の怒りの感情がコントロールできず、つらいときには一度ご相談ください。一緒に解決の糸口を探していきましょう。
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
※「カウンセリング希望」とメッセージ
この記事へのコメントはありません。