カウンセリング

【身体症状症とは?】原因不明の身体の痛みに悩まされていませんか?

こんにちは(^-^)カウンセラーのサティです。
原因不明の身体の痛みも、数多くいただくご相談の一つです。
原因不明ゆえに、誰にも理解されず、動きたくても動けない自分にいらだち、苦しみがつのります。そのまったく原因不明の痛みが生じる病気に、身体症状症というものがあります。

身体症状症とは?

身体症状症(以前までは身体表現性障害と言われていました)は、痛み、吐き気、しびれ、痙攣、発作、痒み、発疹、月経不順など、多くの身体的な症状が長い期間にわたって続き、日常生活に支障が出ているにも関わらず、検査結果にまったく表れない病気です。

特徴としては、症状が体のさまざまな場所に生じて、頻繁に変化をします。

原因がわからないため、病院や診療科を転々としてしまいます。精神面では抑うつ状態が見られますが、ご本人は身体の痛みのほうがつらくて、なかなか心のケアにたどりつけません。
対処療法的に鎮痛剤を服用して、その鎮痛剤への依存・乱用が生じていることもあります。

身体の痛みとの付き合い

実は私も、高校生の頃から「身体の痛み」には悩まされてきました。「身体の痛み」で悩んでいる方のために、少しでもお役に立てるように、まず私と「身体の痛み」の歴史をお話しさせていただきますね。併せて過去の記事もご覧ください。(『原因不明の身体の痛みがつらい時』

背中の痛みと微熱

高校生の頃、私は家庭不和や学校での人間関係、成績不振にとても悩んでいました。もともと家庭不和に悩んでいたため、中学生の頃から摂取障害と自傷行為がありました。でも身体は丈夫なほうでした。

ところが高校3年生くらいから、背中がとても痛くなり、他人が少し触れるだけでも激痛が走るようになりました。また常に微熱が出ていましたが、その時は特に受診しませんでした。

膠原病の痛み

高校卒業後、うつ病がひどくなり、大学を休学の末退学。社会人として働きはじめてから、気持ちのほうは落ち着いてきましたが、身体の痛みが再び出はじめました。関節の痛み、筋肉痛など、インフルエンザのような痛みが続き、微熱、蕁麻疹も出はじめました。はじめは原因不明でしたが、精密検査によって自己免疫疾患である膠原病の全身性エリテマトーデスという病気だということがわかりました。

治療をはじめると、症状はだいぶ楽になり、日常生活や仕事に支障がなくなりましたが、ストレスが溜まると、全身に痛みが出るような状態でした。けれど、検査をしてもすでに膠原病は完治している状態で、鎮痛剤で対処的に痛みを取り除くしかありませんでした。

線維筋痛症

次に猛烈な痛みが襲ったのは、30代に入ってからでした。膠原病と同じくインフルエンザのように身体が痛くて、倦怠感がありました。けれど検査をしても膠原病ではありません。何度も病院を変えて出た診断名は線維筋痛症でした。

この線維筋痛症という病気は、診断基準はありますが、血液検査などでは異常が見つかることがありません。

線維筋痛症と診断されて行った治療は、リリカという神経疼痛を緩和する薬の服薬と、ペイン科(麻酔科)による麻酔薬の注射でした。それらの治療を半年続け、症状が落ち着いたので治療を中止しました。

原因不明の激痛

線維筋痛症の治療を中止したしたあと、しばらくして妊娠出産をしました。出産後1年くらい経った頃、左の太ももの後ろに電気が走ったように発作的に痛みが出るようになりました。坐骨神経症を疑われましたが、検査をしてもなんの異常もないのです。
内科、整形外科、ペイン科、漢方科、鍼灸、マッサージ、カイロプラクティック、ありとあらゆる治療を試しましたが、まったく効果がありませんでした。

そんな時に、一冊の本と出会いました。

『腰痛は〈怒り〉である 痛みと心の不思議な関係』(長谷川淳史:著)

この本を読んで、

私の中に消化されていない怒りがあるのかもしれない
それがこの足の痛みの原因かもしれない
なんなら、今まで私を苦しめてきた痛みの原因は「怒り」だったのかもしれない

そう気づいたのです。

最近では、心の痛みを我慢しすぎたせいで身体に痛みが生じるということが、研究でわかってきています。

虐待を受けたことがある
罪悪感がある
日常生活が理想通りにいかないジレンマがある
結果を出せない自分にイライラしている

これが身体の痛みの原因となっているというのです。

そのことに気づいた途端、嘘のように痛みが消えてしまいました。

またその本の中に、

「うつ病になりたくないから、身体の痛みで心を紛らわせている」

というような主旨の内容も書かれていました。まさに私自身、うつ病になるのをとても恐れていたことにも気づきました。

身体症状症の治療法

いくら検査をしても痛みの原因がはっきりしない場合は、心のケアに視点を切り替えてください。先ほども書いたように、原因不明の身体の痛みは、心の問題が影響しています。

けれど心のケア…と言われると、

「気のせいなんかじゃない」
「うつ病だと思われたくない」

という反発心が起こります。

それはとてもよくわかります。私も同じ気持ちだったからです。

けれど、身体に痛みが生じているのは心が弱いからはなく、むしろ頑張り過ぎたがゆえに生じている痛みなのです。

自分のなかの消化しきれていない感情に目を向けることで、必ず希望が見えてくるはずです。

その他、森田療法、漢方治療、自己解放を行う各種セラピーも効果が期待できると思いますので、気になったものは、詳しく調べていただきたいと思います。

気をつけること

治療と並行して、日常生活で気をつけることは、

  • 食事…ビタミン、ミネラル不足が倦怠感を誘発することがある。
  • 糖分の過剰摂取…身体の痛みに悩んでいる人のほとんどは、糖分の摂取量が過剰である傾向が強いです。甘いお菓子や飲み物を毎日摂取しないといられない、また糖度の高いアルコールを毎日飲まないといられない人は要注意です。糖分の過剰摂取は、消化する過程でビタミンとミネラルを無駄に消費してしまうので注意しましょう。
  • 薬に依存しない…鎮痛剤を乱用していると、副作用や禁断症状で身体の痛みが生じるようになり、何が原因で今の痛みが生じているのかわからなくなってしまうので、乱用しないようにしましょう。
  • 自分の感情と向き合う…自分の心に生じた怒りの原因を知る。これはカウンセリングや認知行動療法がおすすめです。

自分の心と向き合うと言っても、はじめは誰しもうまくできないものです。カウンセラーなどの専門家と一緒に行うことをおすすめします。もちろん私もサポートいたしますので、ご相談くださいね。

【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ

カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。

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