こんにちは(^-^)カウンセラーのサティです。
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パートナーの言動にイライラを感じてませんか?
あなたは普段から夫や恋人とコミュニケーションが取れていますか。ベネッセコーポレーションの意識調査によると、9割の女性がパートナーの言動にイライラしていることがわかったそうです。
また、日本アンガーマネジメント協会の調査では、男性は女性に対してイライラを感じても比較的離婚は考えない傾向にありますが、女性は2人に1人がパートナーへのイライラに耐えられず離婚を考えているようです。
付き合いはじめはきちんとコミュニケーションを取っていたけれど、付き合いが長くなったり、結婚したりすることによって、次第に女性側にコミュニケーションを取る意欲が低下してしまうようです。女性がパートナーにイラっとしてしまう主な理由は、パートナーが、
- 散らかしたままで片づけない
- 日々の家事に対してねぎらいの言葉がない、やって当たり前だと思われている
- 自分も休みたいのに、家事を手伝わずゴロゴロしている
- 休日、遊びに行きたいのにダラダラしている、ずっとゲームをしている
これらの出来事に対して、はじめは少しの「モヤモヤ」を感じていただけだけど、何年も続くと、大きなイライラや怒りに発展してしまいます。パートナーにイライラはするけれど、精神的にも経済的にも…
「別れたいけれど、そう簡単に別れられない…」
という女性も多いです。
相手に上手く自分の気持ちを伝えることができれば、そして相手が歩み寄ってくれたら、イライラも解消されて、これからも関係を続けていけますよね。
どうしたら相手に自分の気持ちが伝わるか?
たとえばこのようなシチュエーションがあったとします。
休日、自分は朝から掃除や洗濯で動き回り、気がつくとお昼前になってしまった。夫(彼)はやっと起きてきたけれど、ソファでゴロゴロしながらゲームをしている。手伝う様子はなく「お腹空いた~」と言われてイラっときた…
モヤモヤしながらも夫(彼)のために、ご飯の支度をする場合もありますし、「自分で用意してよ!」と、強い口調で言ってしまう場合もあるかもしれませんね。
女性の心の中では、
「私も普段仕事しているから休みたい。手伝ってくれないかな」
「ご飯は作ってあるのだから、運ぶくらいしたらいいのに」
「休日だから一緒に外出したいのに、いつまでゴロゴロしているのだろう」
そんなふうに考えていても、考えているだけでは相手にまったく伝わりません。また、イライラや怒りを爆発させたり、遠回しにねちねち言ったりしても、相手には残念ながら伝わっていないことがほとんどです。
相手は「今日は機嫌悪いな~面倒だな」くらいにしか感じていません。伝わらないことで、双方にモヤモヤ感が積もってしまいます。
あなたの本音は?本音を伝えよう
イライラという表面に出ている感情を相手に伝える前に、まず自分のイライラの裏にはどんな願いや思いが隠れているのか、あらためて振り返ってみましょう。
「自分は今どんな環境を望んでいるか」
「相手とどういう関係を築きたいか」
「自分はどうなったらハッピーな気持ちになるか」
を書き出してみると、自分でも気づいていなかった本心に気づくこともあります。その率直な思いを相手に伝えられると良いですね(^-^)
「Youメッセージ」と「Iメッセージ」
心理学用語に「Youメッセージ」と「Iメッセージ」というものがあります。
誰かに何かを伝えたい時、またお願いしたい時にYou(あなた)ではなくI (私)を主語に使うようにします。たとえば、
「あなた(You)はいつまでゴロゴロしているのよ!早く手伝ってよ!」
これが「Youメッセージ」ですね。一方、この文を「Iメッセージ」に変えると…
「私(I)は早く一緒に遊びに行きたいから、家事手伝ってほしいな」
主語を「I」に替えるだけで、印象が柔らかくなります。
別のシチュエーションの場合でも「あなたは●●してくれない」ではなく、「私はこうしてくれたら助かる」というように、言い換えて伝えるようにしましょう。そして相手からの「Iメッセージ」もきちんと聞くようにしましょう。
お互い譲れない欲求があったとしても、まずはお互いの本心を話し合い、うまく折り合いをつけていくことで、イライラはだいぶ解消されるはずです。
突然イライラが爆発する!は要注意
「相手が自分をわかってくれない」という明確な理由があり、自分でコントロールできるくらいのイライラや怒りならまだ良いですが、
- 突然こみ上げてくる怒りがコントロールできず、物や子どもに当たってしまう
- 物が手から落ちただけで猛烈なイライラがこみ上げてくる
このような状態は、かなり自分の欲求・不満を抑えて、極限まできている証拠です。もちろんホルモンバランスの乱れ、仕事のストレス、人間関係のストレスも原因にあげられると思いますが、まずはパートナーシップを見直すようにしましょう。
相手とコミュニケーションがうまくとれない
「Iメッセージで伝えているのに、論点がズレてしまう」
「相手が聞く耳をまったく持たない」
「相手が逃げてしまう」
このような場合も要注意です。発達障害、共依存、モラハラなど、早期に第三者に相談して問題と向き合わなければいけない場合もあります。
「自分さえ我慢していれば良い」と、日々耐え続けていると、必ず心身に支障をきたします。病んでしまう前に、カウンセリングや専門の相談窓口に相談しましょう。的確なアドバイスをもらえると同時に、自分の中に溜め込んでいた怒り、悲しみ、孤独感に気づくことができます。気づくことができるだけでも、解決の糸口が見えてきます。
私にできること
イライラを日々感じるようでしたら、ぜひお話を聞かせてください。一緒にあなたの本当の欲求を見つけ、明るい未来へつなげていきましょう。
特にパートナーへのイライラを、もう自分一人ではコントロールできない、またほかの物や人に当たってしまうようなの場合は、なるべく早くカウンセリングを受けてください。
イライラする自分に罪悪感を持ちはじめると、毎日がとてもつらいものになります。一人でがんばろうとせず、一緒に解決の糸口を探しましょう。
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
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