こんにちは(^^)カウンセラーのサティです。
8月もあっという間に終わってしまいますね。夏バテしたり、夏風邪などをひいたりしていませんか。
だんだんと長かった日も短くなってきて、朝晩涼しくなってきました。猛暑もつらいですが、夏の終わりを感じると、ちょっぴり淋しさも感じますね。
さて、今回はがんばり屋の女性ほど多い“自己犠牲”について書きたいと思います。
Contents
自己犠牲って何?
自己犠牲とは「自分を犠牲にして他のために尽くすこと」(三省堂 大辞林より)
そんな当たり前のことが何!?と思われるかもしれませんが、実はその自己犠牲があなたのイライラ感、モヤモヤ感、疲労感の大きな原因となっている可能性があるのです!
↓こんなことはありませんか?
✅ 自分ばかり貧乏クジを引いている気がする
✅ 頼まれると断れない
✅ ついおだてに乗ってしまう
✅ 自分さえ我慢すれば丸く収まると思ってしまう
✅ はっきりと「それはやりたくない」と言えない
✅ いい人、いい子ぶってしまう
✅ はっきり断って嫌われるよりは、我慢していい人でいたい
一つでも自分に当てはまる人は、要注意ですよ!
自己犠牲その①A子さんの場合
A子さんは夫と娘さんと3人暮らし。結婚する前までは優しかった夫が、結婚後モラハラ気味で口答えをしようとすると、すぐに怒鳴り散らすので、幼い娘さんのためにも、夫を怒らせないように、日々気を遣って生活しています。
けれど共働きにも関わらず、夫はまったく家事を手伝ってくれません。それどころか、家事へのダメ出しも多く、休日は自分一人で遊びに出かけてしまいます。
自分は仕事と家事と育児を一人でがんばり、ショッピングや美容院すら自由に楽しめないことに、内心とてもイライラしています。
イライラが夫に見えてしまうと、夫は余計に怒りっぽくなり、A子さんを怒鳴ります。
自己犠牲その②B美さんの場合
B美さんは学生の頃から、威圧的な同性が苦手です。誘われると断れず、行きたくない遊びや食事に仕方なくついていきます。
今も職場の中心的キャラで、威圧的かつ強引な同僚が苦手で仕方ありません。
今日は金欠だから、ランチに誘われても断ろうと思っていましたが、いざ誘われると断れず、また断ると自分だけ仲間はずれにされるのではないか、悪口を言われるのではないかと心配になり、結局誘いに応じてランチに行ってしまいます。
しかも自分があまり好きではないお店に行くことになり、美味しいと思えないランチに1500円も払って、内心はモヤモヤ感とイライラ感でいっぱいです。
自己犠牲その③C代さんの場合
C代さんは娘夫婦と2人の孫と同居しています。共働きの娘夫婦に代わって、孫の保育園の送り迎え、習い事の送り迎え、食事のしたくなどをC代さんが担っています。
夫の死後、老後は遊んで暮らすつもりだったのに、まだまだ手のかかる孫の世話に本当は疲れていて、やりたくないと思っています。しかし仕事をがんばっている娘夫婦の手前、何もしないで遊びながら生活するのは気が引けて、毎日へとへとになりながら、孫の世話をしています。
この3人のお悩みは、珍しいものではありません。
「なぜ私ばっかり?」
皆さん同じように、そうおっしゃいます。
彼女たちはどうしたらイライラ感やモヤモヤ感を解消し、幸福感を手に入れることができるのでしょうか。
自己犠牲の原因
自己犠牲…特に私たち日本人にとって、自己犠牲は美徳とされてきました。昔話や道徳の授業でも、自分の欲求を満たそうとするのは良くないことで、自分を抑えてでも他者の幸せを叶えてあげることでハッピーエンドを迎えるパターンの話が多かったですよね。
私たちは育つ過程で、多かれ少なかれ「自己犠牲は素晴らしい」という固定観念を植え付けられています。
また、いつもいい子でいることを強いられながら育ってきたアダルトチルドレンは、特に自己犠牲の傾向が強く現れます。
そしてがんばり屋の女性ほど、自分を抑えて、他者を尊重しようとする傾向が強くなります。
確かに、人に対して親切に接すること、人の幸せを祈ること・祝福することは、とても素敵なことです。
けれど自分を犠牲にしてまで、誰かのために尽くすのは、本当はただ自分が傷つきたくないだけ…だから相手のためにもならないことがほとんどです。
自己犠牲を改善する方法
自分の自己犠牲に気づいていない人がほとんどです。
要するに、みな無意識に自己犠牲を払ってしまっています。
前出のA子さん、B美さん、C代さんの3人も、自己犠牲が原因で人間関係がこじれてしまっています。
そんなことないよ!A子さんの夫やB美さんの同僚、C代さんの娘夫婦が悪いに決まっている!!!と思われる方もいらっしゃると思います。
けれど、まずこの3人は共通して、自分の気持ちをきちんと相手に伝えようとしていません。自分の気持ちを伝えることで、
- ケンカになったら面倒
- 関係がこじれたら面倒
- ひどい仕打ちを受けるのが怖い
というのが本音です。
そして、“嫌われたくない、いい人でいたい”という気持ちがとても強いのです。
しかし自覚がないので、自分だけが犠牲者で、相手だけが悪いと思い込んでしまいます。まず自分は自己犠牲をしていないか?相手に本音をきちんと伝えているのかを振り返ってみましょう。
なんかモヤっとする!私ばっかり!そんな風に感じたら、ぜひ冷静に考えてみてください。
同じやるなら楽しんでやろう
人に尽くして、自分はまったく贅沢しなくても、いつも幸せそうで明るく楽しくしている人がいます。
それはその人が「自分から望んでそうしている」から。
嫌々自分を抑えてやりたくないことをやっているわけではなく、自分からやりたくてやっているから楽しそうなのです。
社会人になったら、やりたくなくてもやらなければいけないことがたくさんあります。
その中でも、
- 優先順位をつけて、自分がやらなくても良いことはやらない勇気を持つ
- 気が向かないことは、相手にきちんと意志を伝える勇気を持つ
- 自分の気持ちを相手に伝えることは、喧嘩とは異なることを知る
そして、どうせやるならば、自分の意志で!なるべく楽しみながらやる工夫をしましょう!
「私の場合はどうしたら良いのかわからない…」
そんな時はお気軽にカウンセリングに来てください(^^)なかなか自分のことは客観的に捉えられないものです。それは私も同じです。
カウンセリングを通じて、自分自身の立場を客観的に見つめ直し、問題解決の糸口を一緒に探しましょう。
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
※「カウンセリング希望」とメッセージ
この記事へのコメントはありません。