こんにちは(^^)カウンセラーのサティです!
夜、寝室のエアコンをつけると、くしゃみ・鼻水が止まらなくなるので、エアコンの中をチェックしてみると、大変!!カビと埃だらけでした(+_+)
まめに掃除をしていたはずなのですが、ちょっと気を抜いたら、あっという間にカビ&埃が増殖していました(^-^;
そこで丸一日、掃除だけをする日を作って、早速エアコンから掃除を始めました。エアコンが終わると、シーツ類をすべて洗濯、クローゼットの中も整理しました。
浴衣をクリーニングして片付けるついでに、気になっていた着物をハンガーにかけて陰干しし、防虫剤も防湿剤も新しいものに取り換えました。
ひさしぶりに陰干しした着物は、私が20歳の成人の日のために、母が仕立ててくれたものでした。着物をきちんと畳んでいると、20年前にこの着物を身につけた時のことを、いろいろ思い出しました。
10代から精神疾患を発症するも気づかず…
酒乱、暴力がひどかった父が嫌で家出をして、親戚の家に下宿させてもらったのが15歳。親戚の家に下宿と言っても、一人暮らしのようなものだったので、家事は自分でやらなければいけませんでした。
高校も中退するつもりでいましたが、母親や学校の先生方から強く説得されて、そのまま通学しました。
実家にいた頃は、当たり前に出てきた食事、洗濯も母親がやってくれていましたが、すべて自分でやらなければならなくなりました。大変ではありましたが、父の暴力に怯える毎日を送るよりは、安らかな気持ちで生活することができました。
父に対してはもちろん、自分の娘が父親からの暴力に苛まれ、また自分自身も暴力を振るわれていたにもかかわらず、離婚もせず、私を家から出してしまった母に対しても、怒りと悲しみの気持ちでいっぱいでした。
当時は、今のように情報を容易に入手できない時代だったので、両親が共依存になっていたことを知りませんでした。
また、実家を出て、自分ではスッキリしたつもりでいましたがが、過食嘔吐、自傷行為がひどくなっていました。しかし当時はあまり気にしていませんでした。もちろん、“摂取障害”“自傷行為”という言葉すら知らず、過食嘔吐やリストカットは癖のようなものだと思っていました。
今、40歳になる私が10代の自分を見つめ直すと、立派な精神疾患です。でも自分では気づいていませんし、誰かに指摘されるようなこともありませんでした。
15歳ですと、家事が立派にできるお子さんもいるかもしれませんが、我が家の空気は常に父の機嫌次第でしたし、母はそんな父にとても神経を使っていました。そんな家庭だったので母から大事なことを教えてもらうことなく、一人暮らしするはめになってしまったので、私の新しい暮らしは荒れ放題でした。
食事はコンビニで買ってきた菓子パンばかり。掃除機はかけないし、換気もしないので、健康な人でもすぐに病気になってしまいそうな住環境でした。
19歳になると、いよいようつ病の症状がひどくなりました。
今の私が当時の自分に会いに行けるなら、とにかく住環境を整えて、食生活もきちんとしてあげたいです。そして、さまざまな公的機関などを頼りに、私の症状に合ったカウンセラーやセラピストを見つけて、解決の糸口を探したいです。
それに今思えば、私には統合失調症や双極性障害に当てはまる症状が多々出ていました。もちろん、当時はそんな病気があることすら知りませんでした。
統合失調症や双極性障害がひどくなってしまうと、社会復帰できるのはわずか3割しかいないそうです。そして発症時期は圧倒的に19歳頃が多いと言われています。
20歳の成人を迎える時、母は父に内緒で私を呉服屋に連れて行き、振袖を仕立ててくれました。母にとって、自分の娘に振袖を着せることは大事な夢だったのだと思いますし、精いっぱいの母親らしいことだったのだと思います。
けれど、私は振袖などまったく欲しくもなく、成人の日はなんとか振袖を着て、近所の神社にお参りには行きましたが、成人式には出席せず、すぐに着物を脱ぎ捨てて、家にこもってしまいました。
精神的なバイオリズムは7年周期
精神的な波…バイオリズムは7年周期と言われています。
19歳で統合失調症や双極性障害の症状が出始めた私は、それでもなんとか日常生活を送っていました。(だいぶ周囲の人たちに迷惑をかけたと思います)
7年後の26歳までに私の精神状態はさらに悪くなり、パニック障害も加わって、まったく外出ができなくなりました。オーバードーズ、自殺企図…この頃が一番つらかったと思います。
正常ではない精神状態の中で、妹の自死、未婚での妊娠・出産…
30歳になるまで、本当に“今の自分”を客観視することなどまったくできず、毎日がけっぷちを必死に走り抜けているようでした。
19歳から7年経って26歳。26歳から7年経って33歳。そして33歳から7年経った今、私は40歳を迎えます。
今のところ、私の心は乱れることなく、平穏な毎日を過ごしています。
けれど、19歳の私や、26歳の私が何も気づけていなかったのと同じように、今の自分も気づけていない部分があるかもしれません。私は心から尊敬し、いつもお世話になっている医師に相談してみました。
その先生は内科が専門ですが、長らく患者さんの精神的な部分も診てこられました。
19歳の頃、統合失調症または双極性障害を発症していたかもしれないこと、今の自分は正常だと思っているけれど、実は精神疾患は治っていないのではないか…?ということを聞いてみました。
すると先生は、今客観的に過去の自分を見つめることができていること、また今は私に夫と子どもたちがいて、毎日きちんと家事と仕事をしていること、それならばもう大丈夫とおっしゃってくれました。
家事は心の健康にとって欠かせない
先生がおっしゃるには、家事というのは、心にとってとても大事な作業だそうです。
「家事なんて本当に損な仕事だわ!!!」と、日々感じている女性はたくさんいると思いますが、
家事が
自分の心を清め、
家族の心身を育て、
過去の自分を清算してくれる…
確かに、精神状態が悪いときって家の中が荒れていますよね。虐待のある家は汚いことがとても多いです。
私も精神状態が悪かった頃は、家事なんて何もできませんでした。
心の具合が悪いから家事ができない…ということもあるかもしれませんが、家事がきちんとできる人とその家庭は心身ともに健康です。
私は自分のためだけには頑張れませんでしたが、出産してからは子どものために、結婚してからは夫を含めた家族のために、日々家事をきちんとやるようになりました。
掃除、洗濯、料理、後片付け…
もちろん、やって当たり前、感謝もされない、給料も出ない家事に嫌気がさすことがないと言ったら嘘になります。けれど、自分を含めた家族の心身の健康のためなら、お安いご用です。
それから、自分でやるだけでなく、子どもたちにもしっかり家事を教えています。
子どもたちがいつ自分のもとから離れて暮らすようになっても、きちんと生きて行けるように、勉強や遊びも大事だけれど、家事を教えることも大事だと私は思います。
もちろん、夫にも(夫は料理以外の家事がまったくできません(^-^;)洗濯、洗い物などはやってもらっています。男性にとっても、これからの時代は家事がとても大事な仕事になっていくと思います。
もし自分の心の健康を保てない、家族の調子が悪い…などというときは、家事により一層力を入れてみるようにしてください(^^)
必ず良い兆しが見えてくるはずです。
今回、取り止めもなく自分のお話をしましたが、
- 精神的な波(バイオリズム)は7年周期でやってくること
- 客観的に自分の過去を見つめ直してみること
- 家事が自分と家族を救う
この3点を強くお伝えしたいと思い、筆を取らせていただきました(^^)
長い前置きになりましたが、折をみて自分や家族の健康を保つための家事のコツなどもお伝えしますね!
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初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
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