こんにちは(^^)カウンセラーのサティです。
今はSNSやブログ等で、自分自身のことを気軽に発信できるようになりましたね。
“書き出す”という行為は、カウンセリングなどで“話す”ことと同じように、“言葉を使って自分の感情を表に出す”効果があります。
幼少期に自分に起こったことは、そのまま自分の価値観のもとになりますし、思考のクセや行動パターンを作る要素にもなります。
例えばいつも自分を否定されて育てば、大人になってからも自己肯定感が低くなりますし、自信も持ちにくくなります。
暴力的な両親のもとに育てば、大人になってからも、自分の身を守るためにリラックスをすることができなくなってしまいます。
過去に起きたつらかった経験は、雪だるまのように大きくなって私たちの潜在意識に居座ります。
自分史を書くことは、過去の自分と向き合い、今の自分を解放することに繋がります。
Contents
自分史を書くことがおすすめな人
☑ 理由のない虚しさやイライラ感が突然襲ってくる
☑ 楽しむこと・リラックスすることが苦手
☑ 感情のコントロールが難しい
☑ 自分に自信が持てない
☑ 自分のことを人に話すことが苦手
今の自分を表面的に変えようと思っても、なかなか変えることはできません。今の自分の在り方を変えるには、まず自分の過去を客観的に見つめる作業から始めます。
自分史は人に見せるために書くわけではない
「私、文章力ないから書けない!」
「自分語りなんて恥ずかしくてできない」
そう思われるかもしれませんが、自分史は自分のために書くわけであって、人に見せることが目的ではないので、人に見られることを意識しながら書く必要はありません。
逆に人に読んでもらうつもりで書くほうが、モチベーションを保てる!という方はブログがおすすめです。
自分史の書き方
まずは自分が生まれた頃から書き始めます。
手書きのほうが書きやすい人はノートを用意しましょう。私はすっかり手書きがダメになってしまって、逆にPCに向かっているとすらすら言葉が浮かんでくるので、PCで書いています。
始めから文章で書こうとすると大変なので、箇条書きから始めます。
簡単にエクセルで項目を作ってみました(^^)参考にしてください。(※実際の私の過去とは無関係です)
こんな風に、時系列で年齢と出来事を簡単に書いていきます。思い出せなければ、飛ばして書き続けます。そして正確でなくても構いません、だいたいでいいです。
ノートに手書きで書く人もだいたいこんな風にノートに線を引いて、書き出してみましょう。
次に、出来事の隣りに感情を書いてみましょう。ここでは「悲しかった、嫌だった、つらかった、嬉しかった、安心した…」など、簡単な感情の記録だけで良いです。
書いているうちに、いろいろ思い出してきたら、書き足していきましょう。ノートに書いた人は付箋に書き足して、貼っていっても良いです。
もっと細かく書きたい出来事や感情があれば、どんどん書き足していきましょう。
自分史を書いていてつらくなったら…
あまりにつらかったことを思い出して、感情が揺さぶられることもあるでしょう。
その場合は、感情を抑えず、思いっきり泣いたり、怒ったりしましょう。これがとても大事で有効な心の浄化作業になります。
カウンセリングでも同じことですが、一時的に気分がとても落ち込んで、抑うつ状態になってしまうことがあります。
けれどそれは良い方向に向かっている証拠なので、無理をせず、面白いテレビ番組やDVDを観る、友達と遊ぶなど、自分の好きなことをするようにしましょう。
自分史を書く上での大事なポイント
PCで書いても、ノートに手書きをしても、ブログに書いても、共通して守って欲しいポイントがあります。
- 感じた感情をそのまま書くけれど、自分自身を含め、誰かを責め続ける文章は書かない。
- 過去の自分が頑張っていたことに気づいたら、今の自分が褒めてあげてください。
- つらい経験の中でも、恵まれていたことも見つけ出して書く(←これ大事なポイントです)
過去の自分も今の自分も、その時の状況・環境の中で精一杯生きています。
「あの時、こうしていれば…」
そう思うこともたくさんあるかもしれませんが、当時の自分が必死に生きようとしていたことをできるだけ肯定してください。
自分史を書いて良いことあるの?
自分史を書く最大のメリットは、
自分の心の整理・浄化
です。たとえばゴミだらけの汚い部屋で暮らしていたら、動きが制限されますし、健康的な生活もできなくなって、病気にもなりやすくなります。
心にも同じことが言えます。
私は19歳の頃に初めて精神疾患を発症して(もっと前から具合が悪かったのですが、病院を受診して、診断名がついたのが19歳でした)、摂取障害や自傷行為、抑うつ、パニック、幻聴、幻覚など、たくさんの症状がありました。
今でこそ、それがどんな病気なのかわかりますが、19歳の私にはよくわからず、性格的なものだと思っていました。看病してくれる家族もそばにいなかったので、処方された薬の管理もできず、悪化していく一方でした。
19歳と言えば、学校にサークル、バイト、合コン…恋人や仲間たちとの楽しい時間を謳歌できる時期です。それが私は引きこもりになり、学校も行けず、バイトにも行けず、友達は離れていき、生活は困窮し、思い出したくもない時期でした。
でも今の私は、19歳の私が、自分なりに一生懸命生きようとしていたことがわかります。あの頃の自分が生きることをあきらめないでくれたおかげで、今の自分が在ることを、私は感謝しています。
そう思えるようになったのも、自分史を書いて、自分を客観視できたおかげだと思っています。
私の場合は、書くことが大好きなので、誰にも見せない自分史をPCに書きまとめつつ、ブログにも書き続けました。特に数年前、STORYS.JPというサイトに半生をすべて書き終わった時には、とてもスッキリしました。
心でも部屋でも断捨離して、綺麗にすると、新しい良い風が入ってくるようになります。
私の場合は、自分のやりたかった仕事の依頼がたくさん入ってくるようになり、子宝にも恵まれました。
自分史を書いて、心の整理整頓、断捨離が終わったあと、あなたにやってくるギフトが何かはわかりません。でも必ず自分にとって必要なギフトが贈られてくるはずです。
気軽に、なるべく楽しみながら、自分史を始めてください(^^)
【初回無料】カウンセリングをご希望の方へ
カウンセリングに興味をお持ちのみなさん、ぜひ一度、サティさんのカウンセリングを受けてみませんか?
初回のカウンセリング費用は「完全無料」となっております。
ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
※「カウンセリング希望」とメッセージ
この記事へのコメントはありません。