こんにちは(^-^)カウンセラーのサティです!
皆さんは自己肯定感という言葉を聞いたことがありますか?似た言葉に自信がありますが自信と自己肯定感は少し異なります。
自己肯定感とは?
自信とは、文字通り自分に自信を持つこと、また自分の行いに自信を持つこと。自信はある程度根拠が必要です。足が遅いのに徒競走の自信は持てませんよね。勉強が嫌いで苦手なのに、勉強で誰にも負けない自信なんてどこからも生まれませんよね。
一方、自己肯定感は、ありのままの自分を受け入れ認めること。できない自分も可愛くない自分もひっくるめて自分を受け入れて認めること。周囲を見回しても、すごく美人でスタイルの良い子でも自己肯定感が低い人は、自分の容姿に自信が持てません。多少できが悪くても、自己肯定感が高い人はいつも自信に満ち溢れています。
日本人は元々自己肯定感が低い
自己肯定感は、生まれ育った環境が大きく影響します。親から無条件で愛を注がれて育った人は、自然と自己肯定感を持つことができます。けれど、日本人は育ちに関係なく、世界的に見ても自己肯定感が低い傾向があります。
小学生から高校生に行ったアンケートで、「今の自分のことが好きか」という質問に対して、日本人は欧米人や中国人などに比べて圧倒的に「NO」という回答が多く、文部科学省でも子どもたちの自己肯定感の低さを問題視しています。
理由としては、日本人は謙遜することが昔から美徳とされてきたこと、またみんなが一律であることを求める教育を行っているため、個性や長所を伸ばす機会が学校教育の中で持てないことが原因だといわれています。
自己肯定感チェック
ここで自己肯定感の高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。
自己肯定感が低い人の特徴
- 自分のことを認められないので、人のことも認められない
- 自慢話が多い
- 人に対して疑いの気持ちが大きい
- 人の話を最後まで聞かずに自分の意見を言いたがる、アドバイスしたがる
- すぐに怒りだす
- すぐに自分は無理だと思って諦めてしまう
自己肯定感が高い人の特徴
- 人の幸せを素直に喜べる
- 人の意見やアドバイスを素直に聞き入れる
- 人間関係が円滑
- 人からの贈り物をありがたく受け取ることができる
- ポジティブ
自己肯定感が高ければ、その分勉強や仕事も前向きに取り組めるので、飲み込みも早いですし、感情的にも落ち着いているので円滑なコミュニケーションをはかることができます。
自己肯定感を上げる6つの方法
私は育ちが悪いから一生自己肯定感は低いままだ!
そんな風に諦めてしまうのはまだ早いです。今からでも自己肯定感を育んでいくことは可能です。
- 人のためになることを行う
人間は人のためになることを行い、感謝されると自己肯定感が高まります。ボランティア活動でも良いですし、みんなで使う共有部分を積極的に整理整頓したり、電車で席を譲ったり、そんな些細なことでも構いません。 - 無理にポジティブ思考にならなくていい
自己肯定感が高い人は、ポジティブです。でも注意してほしいのは無理にポジティブになろうとしても自己肯定感は上がりません。現実を無視してポジティブに考えようとしても、潜在意識では「うそ」と認識してしまいます。本当は自分を暗い人間だと思っているのに無理に「私は明るい」と言い聞かせても、潜在意識は拒絶して受け入れません。
大事なのはネガティブな自分も受け入れること。気にしないこと。ちょっとくらい容姿が劣っていても、勉強ができなくても、それをひっくるめて自分を認めることが大事なのです。 - 自分を否定する人からは離れる
褒められるために頑張る必要はありません。でもいちいち否定してくる人、ダメ出しをしてくる人からは速やかに離れましょう。どんなに自己肯定感が高い人でも、毎日繰り返し否定されていたら心が折れてしまいます。自己肯定感が低いという自覚がある人は、特に自分を否定してくる人に注意をしましょう。否定とまでいかなくても、自慢話が多い人、求めていないのにアドバイスをやたらしてくる人とも、さりげなく距離を置きましょう。相手に悪気はないのかもしれませんが、相手も自己肯定感が低く、自慢やアドバイスをすることで自分に自信を持とうとしています。共依存にも繋がるので、距離を保つことが大事です。
- 話を聞いてもらう
話を聞いてもらうことは、実はとても自己肯定感を高めてくれます。小さな子どもはお母さんにたくさん色々な話をしてきますね。ただ聞いてほしいだけでとりとめのない話をしてきます。子どもは親にアドバイスは求めていません。ただ聞いてほしいだけなのです。大人になっても同じです。人は一方的にアドバイスを与えられるより、ただ話を聞いてもらうことで気持ちが和らぎます。ただ黙って最後まで話を聞いてくれる人に話を聞いてもらいましょう。カウンセリングもとても有効です。 - 心理学を学ぶ
心理学と聞くととても難しい学問のように感じられるかもしれませんが、自分の心の状態を客観的に知るだけでも、気持ちが楽になることがたくさんあります。心理を学ぶことで、今まで漠然と感じていた不安、焦り、怒りの原因が分かり、対処法を見つけることもできます。 - 自分の得意を伸ばす
自分の苦手なところ、短所にいつまでも目を向けても自己肯定感は上がりません。誰にでも得意なこと・苦手なこと、長所・短所があります。あなたの得意なことは何ですか?笑顔、整理整頓、人の話を聞く、気が利く…なんでも良いです。今まで特にがんばらなくても人よりできたことがあれば、それを書き出してみましょう。次にその得意を活かせる場所はどこだろう?と考えてみましょう。そのことに関する資格を取って仕事に活かしても良いですし、新しい趣味を持っても良いと思います。得意なことで達成感を得て、人の役にも立てれば、自己肯定感を上げることができます。
自己肯定感はすぐには上げることができないかもしれません。けれど上記のことを毎日意識的に行っていけば、早ければ数か月後には自分の変化に気づける人もいます。あなたの自己肯定感を高めるために、カウンセラーの私が力になれることもたくさんあります。気になったらぜひご相談くださいね。
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ひとりでは解決できないお悩み、身内や友人には話しづらい問題もカウンセラーにお話することで、気持ちの整理整頓ができます。また、カウンセリングで、心のデトックスをするだけで現状が変わることもあります。もちろん秘密厳守です。
なお、カウンセリングは完全予約制となっておりますので、下記タレントケアチームのLINEまで「カウンセリング希望」とメッセージをお送りください。記事の感想や書いてほしい内容、要望もお待ちしています。
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